飛行甲板車両&クルー(1/350スケール)

組み立て方解説ページ

飛行甲板車両&クルー 1/350 ペーパークラフト 完成イメージ

飛行甲板車両&クルー 1/350スケール 完成イメージ


はじめに:記号と用紙について

まず展開図内の記号の見方を覚えてください。記号は展開図に折り線の指定などを示したものです。

  • 折り線の指定は点線が「山折り」、点鎖線が「谷折り」の指定です。
    山折り谷折りの説明図
  • パーツの接着を行う箇所を網点接着位置マークで示しています。(※全ての接着箇所にあるわけではありません。)

推奨用紙について

このペーパークラフトの組み立てには、A4サイズで紙厚0.15mm~0.21mm程度のマット紙を推奨します。家電量販店や文具店、オンラインショップなどで購入できます。

「飛行甲板車両&クルー」ペーパークラフトの組み立て説明用にはこちらのペーパークラフト専用紙を使用しています。


「A/S32A-35 TILLY 艦上クレーン車」をつくる

1. パーツ1のシャーシ組み立て

展開図の「1」を切り取って折り線指示に従って折り、下図のように接着します。

TILLY 組立ステップ1

2. パーツ2の車軸準備

展開図の「2」を切り取り、下図のように接着します。

TILLY 組立ステップ2

3. パーツ3のタイヤ組み立て

展開図の「3」を切り取って折り線指示に従って折り、上でつくったパーツと、下図のように接着します。6セットつくります。

TILLY 組立ステップ3

4. タイヤのシャーシへの取り付け

上でつくったパーツを、1でつくったパーツに、下図の様に接着します。反対側も同様に接着します。

TILLY 組立ステップ4

5. パーツ4の運転席組み立て

展開図の「4」を切り取って折り線指示に従って折り、下図のように接着します。

TILLY 組立ステップ5

6. 運転席のシャーシへの取り付け

上でつくったパーツを、4でつくったパーツに、下図の様に接着します。

TILLY 組立ステップ6

7. パーツ5のクレーン基部組み立て

展開図の「5」を切り取って折り線指示に従って折り、下図のように接着します。

TILLY 組立ステップ7

8. パーツ6のクレーンアーム準備

展開図の「6」を切り取って折り線指示に従って折り、下図のように接着します。

TILLY 組立ステップ8

9. クレーンアームの基部への取り付け

上でつくったパーツと、5でつくったパーツを、下図の様に接着します。

TILLY 組立ステップ9

10. クレーンユニットのシャーシへの取り付け

上でつくったパーツと、6でつくったパーツを、下図の様に接着します。

TILLY 組立ステップ10

11. パーツ7のフック組み立て

展開図の「7」を切り取って折り線指示に従って折り、下図のように接着します。

TILLY 組立ステップ11

12. フックのクレーンアームへの取り付け

上でつくったパーツを、8でつくったパーツに、下図の様に接着します。

TILLY 組立ステップ12

13. TILLYクレーン車の完成

これで「A/S32A-35 TILLY 艦上クレーン車」は完成です。

TILLYクレーン車 完成

この車両は空母艦橋の後方に駐車している事が多い様です。

TILLYクレーン車 配置例

「A/S32P-25 艦上消防車」をつくる

1. 消防車の組み立て

展開図を切り取って折り線指示に従って折り、下図のように接着します。消火活動を行う車両です。自由に配置してください。

艦上消防車 組立

「甲板洗浄車」をつくる

1. 甲板洗浄車の組み立て

展開図を切り取って折り線指示に従って折り、下図のように接着します。甲板の洗浄作業を行う車両です。自由に配置してください。

甲板洗浄車 組立

「ジェット・ブラスト・ディフレクター」をつくる

1. パーツ1,2の組み立て

ジェットエンジンの噴射する高温の排気から人や物を防護するための設備です。展開図「1」と「2」を切り取って折り線指示に従って折り、「2」のノリシロの裏面側を、「1」の黄色で示した部分に、下図のように接着します。

JBD 組立ステップ1

2. ディフレクター本体の形成

上でつくったパーツを、下図の様に接着します。

JBD 組立ステップ2

3. パーツ3の支柱準備

展開図「3」を切り取って折り線指示に従って折り、裏面同士を貼り合わせます。

JBD 組立ステップ3

4. 支柱の本体への取り付け

上でつくったパーツと、2でつくったパーツを、下図の様に接着します。位置を間違えないように注意してください。

JBD 組立ステップ4-1

このようになります。

JBD 組立ステップ4-2

5. ジェット・ブラスト・ディフレクターの配置

飛行甲板の下図の場所に置いてください。接着はしなくても大丈夫です。

JBD 配置例

「飛行甲板クルー」をつくる

1. クルーの組み立て

展開図を切り取って折り線指示に従って折り、下図のように裏面同士を接着します。 自由に配置してください。

飛行甲板クルー 組立

飛行甲板のクルーは役割によって色分けされたジャージを着ており、「レインボーギャング」とも呼ばれています。色分けは大まかに、下記のようになっています。

  • グリーン: 発着艦装置操作、航空機整備、貨物取扱
  • イエロー:射出指示、航空機誘導
  • パープル: 燃料補給
  • ブルー: 艦上車両運転、エレベーター操作、伝令
  • ブラウン: 機体管理、航空機固定具操作
  • レッド: 火器、爆発物処理、消火活動
  • ホワイト(グレー):衛生、安全監視、機体点検、着艦信号士官

さらにヘルメットも細分化した色分けがされていて、100種類以上に役割分担がなされています。