「島風」は当時世界最速の速力40ノット(時速約74km)を誇り、五連装の魚雷発射管を三基搭載した、
重雷撃装備の高速駆逐艦です。
機関出力は扶桑型戦艦に匹敵する75,000hpで、12.7cm砲を連装3基6門、魚雷は61cm酸素魚雷を5連装3基15門、その他対空機銃、水中探信儀(ソナー)、電波探信儀(レーダー)を搭載する、まさに「規格外」の高性能艦でした。
しかし「規格外」ゆえに僚艦との作戦行動に難があり、共有部品が使えずメンテナンス性も悪かった上、戦局の変化も重なり島風はこの一隻のみしか作られませんでした。
建造は舞鶴海軍工廠で、艦艇色のグレイは呉や佐世保より明るい色調が特徴です。
詳細はウィキペディアからどうぞ。
全体像
空襲下の島風