海上自衛隊のイージス護衛艦「こんごう型」、「DDG-173 こんごう」「DDG-174 きりしま」「DDG-175 みょうこう」「DDG-176 ちょうかい」の4隻です。
A4サイズのペーパークラフト専用紙(紙厚0.2~0.25mm程度)での印刷を推奨します。
初心者の方でも作りやすい様、組み立てが簡単にできる簡易パーツを多数ご用意しました。
上の写真は手前がフルバージョンで、奥が簡易パーツを使って製作したバージョンです。
例えば、マスト、ハープーン・ミサイル、各種レドーム、主砲、ボート、CIWSなど、パーツが細かかったり、切り抜きが面倒な部分、組み立てにコツがいる部分などを中心に対応しました。
本作では「こんごう型」4隻それぞれの艦の差異を可能な限り再現しました。
各艦の歩行帯・ヘリ甲板・VSL周囲のマーキングの違い、艦番号・艦名表記・煙突トップのロービジ(低視認性塗装)、艦尾経由缶の廃止、細部パーツ表現等をお楽しみください。
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■ 本体データ ■ 組立説明書 |
イージス護衛艦「こんごう型」について
Copyright JMSDF
海上自衛隊が保有する強力な護衛艦で、一般的に「イージス艦」と呼ばれます。
艦橋下部に装備された4枚の”フェーズド・アレイ・レーダー”により、遙か遠方の物体をいち早くキャッチし、ミサイルによって迎撃できる非常に優れた能力を有します。 ”イージス”とは、このレーダーを含めた”イージス・システム”の事を指し、 語源は、ギリシャ神話に登場する女神アテナが持つ、「すべての邪悪を払い去る盾」です。
従来の艦船のレーダーは、アンテナが回転する事により目標をキャッチしていましたが、アンテナが裏を向いている間は目標の監視ができず、死角が生じていました。しかし、”フェーズド・アレイ・レーダー”はそれぞれが90度以上の範囲をカバーし、360度の常時監視が可能となっています。
「こんごう型」は、「こんごう」「きりしま」「みょうこう」「ちょうかい」の4隻があり、弾道ミサイルを迎撃することが可能なRIM-161 SM-3ミサイルの発射能力を有し、他国からの核攻撃の脅威からも領海領土を防衛する任務を担っています。