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道具を揃えよう

印刷する道具

ネットで公開されているペーパークラフトを組み立てる場合には、展開図のデータを印刷しなくては始まりません。
印刷には家庭用のインクジェットプリンタを使用するのが一般的です。
厚紙を背面給紙ができる方式のプリンタを選びましょう。
プリンタは使用するインクは大きく分けて、「染料」と「顔料」の二種類があります。
インクはなるべくメーカー純正品を使いましょう。互換品は安いのですがトラブルが多く、ドライバーによって互換インクを使えなくしている製品もございます。


◆染料インク・プリンタ
「染料インク」は液体感が強く、紙に深く染み込むタイプです。
自然に近い発色で、紙の光沢感を活かしやすい、等の利点があります。
しかし着色面が滲みやすく、水に弱く、光による退色(色褪せ)がしやすい、乾燥まで時間がかかる、という弱点があります。
色の滲みに関しては、インクジェット専用紙を使うことで防ぐことは可能です。

「エプソン プリンター インクジェット複合機 カラリオ EP-883AW」

「Canon プリンター A4インクジェット複合機 PIXUS TS8430」


◆顔料インク・プリンタ
「顔料インク」は色のついた粉が、紙の表面に固着するタイプです。
耐久性や耐光性に優れ、滲みにくいので色の階調をはっきりと表現しやすい、使える用紙の幅が広い、乾燥・色の安定が早い、等の利点があります。
しかし繊細な色表現が難しい、印刷面に傷が付きやすいという弱点があります。

「brother プリンター 大容量ファーストタンク A4インクジェット複合機 DCP-J4140N」

「エプソン プリンター A4 インクジェット 複合機 カラリオ PX-049A」
「Canon A4インクジェット複合機 GX6030」


切る道具

ペーパークラフトは用紙を切る作業から始まります。切り線の上を丁寧に切ることが基本です。

◆デザインナイフ
折る刃式カッターでもいいですが、できればデザインナイフがオススメです。刃先をこまめに交換して、常によく切れる状態で使いましょう。

◆ハサミ
普通サイズの他に、刃の小さいクラフト用があると便利です。

折る道具

用紙を折る前に折り目を入れておくとキレイに折れます。

◆刃先を潰したカッター
カッターナイフの刃先を少しだけ出し立てた状態で、刃の先端を目の粗い紙やすりで潰します。 30秒くらいガリガリと削ると、刃先が削られて丸くなっていると思います。 指先で軽くなぞっても切れる気配が無くなったらOKです。
「すじ切り」をしたような状態になるので、鋭角的に折ることが出来るようになります。
すじ切り

◆鉄筆
端が鉄の針状になった筆記具。主に謄写印刷で用いるものです。

◆インクの切れたボールペン
先端のボールが動かなくなってしまったものは紙を痛めるので避けてください。

◆トレーサー
手芸用の鉄筆で、インクの出ないボールペンのようなものです。

◆千枚通し
手を使って穴を開ける文房具です。重心が後方なので少し慣れが必要です。

◆小骨抜き
魚の小骨を取る為のピンセットですが、小さなパーツに鋭角な折り目がつけられます。特に谷折りの時に重宝します。

貼る道具


◆接着剤
紙の原料が木ですので、木工用ボンドが接着効果は抜群です。
速乾タイプがオススメです(白い容器です)。
しかしデメリットもあります。
ペーパークラフトをインクジェットプリンタで印刷した場合、家庭用のものはほとんど水性インクで印刷されますので、印刷面がボンドの水分で滲みやすくなってしまう場合があるのです。
また、ボンドが乾燥した後で、接着面が硬化します。 これは、メリットとなる場合もありますが、ボンドの特性として覚えておくとよいかと思います。
ボンドは乾燥するまで少々の時間がありますので、その間に接着位置の微調整を行うことができます。 逆に言うとボンドの水分が乾燥してしまう前に、位置あわせを行う必要があります。
タミヤクラフトボンドや、コニシ(株)の「ボンドGクリヤー」なども良い接着剤です。

☆ 現時点で最もオススメなのが、木工用ボンドで有名なコニシさんから発売されている紙用のり「ボンド ペーパーキレイ」です。

◆両面テープ
強力に接着でき、広範囲の接着に向いています。
しかし、瞬時に接着できるがゆえに、貼りあわせ時に失敗ができない一発勝負的な要素があります。
幅5mm~10mm程度の一般用のもので大丈夫です。

※オススメできない接着剤
  • 事務用のスティックのり・・・乾燥すると接着箇所が剥がれやすいのでペーパークラフトには不向きです。
  • 「ヤマトのり」・・・水分が多すぎるので展開図の紙が膨張し、ふやけてしまうので完成時に歪になってしまう可能性があります。
  • テープのり・・・手軽で便利なのですが、意外と接着力の維持時間が短く、完成後に部品が取れやすいようです。


丸める道具

◆丸い棒
パーツを丸める(アールを付ける)ときに使います。様々な直径の丸い棒を用意しておくと便利です。



補助する道具

◆爪楊枝
接着剤をのりしろに塗るときに使います。

◆コーキングヘラ
接着剤をのりしろに塗るときなどに使います。 私がメインに使っている道具で、外壁塗装等に使う小型のヘラです。 金属製なので接着剤を拭き取りやすく、厚さが薄いので細いスキマでも接着剤を塗布しやすいのです。各種サイズがあります。

◆金属製耳かき
細部に接着剤を塗ったり、指の届きにくい箇所を押さえたりするのに便利です。
◆カッティングマット
カッター専用の下敷きで、机の上と刃先を保護します。
はがきサイズから、A2サイズの卓上版まで各種サイズがあります。


◆ピンセット
指先が届かないような場所の組み立てに使います。糊付けした部分をはさんでおくことで細かな部品の接着も楽にできます。
まっすぐ伸びたストレートタイプや、先端が曲がったツル首タイプ、先端が平らな切手用、などがあります。
ツル首タイプが使いやすいように思います。

私のお勧めはタミヤのピンセット「クラフツツール No.80 クラフトピンセット」です。
しっかりとした肉厚なので力が入れやすく、接着位置が乾燥するまで押さえておくのに最適です。
また、細かなパーツの折り曲げ作業にも使いやすいように思います。

◆定規類
長い直線の切断や、折り曲げのサポート等に使います。
アルミ製のものがオススメですが、アクリル製でも金属のサポートパーツが付いているものもあります。


◆メガネ型ルーペ
ハズキルーペがオススメです。度数(拡大率)が選べます。



跳ね上げ式もあります。



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