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インクジェットプリンター



染料インク・プリンタ

写真の印刷や、光沢感を重視する方におすすめ


「染料インク」は液体感が強く、紙に深く染み込むタイプです。
自然に近い発色で、紙の光沢感を活かしやすい、顔料インクと比べて印刷スピードが速く、価格が安い等の利点があります。
しかし着色面が滲みやすく、水に弱く、光による退色(色褪せ)がしやすい、乾燥まで時間がかかる、という弱点があります。
色の滲みに関しては、インクジェット専用紙を使うことで防ぐことは可能です。

写真印刷に強い6色染料インク採用の高画質モデル

6色染料インクを採用し、高品位な写真印刷に特徴のあるスタンダードモデル


顔料インク・プリンタ

滲みが少なく輪郭くっきり!耐光性に優れ長期保存向き


「顔料インク」は色のついた粉が、紙の表面に固着するタイプです。
耐久性や耐光性に優れ、滲みが少ないので色の階調をはっきりと表現しやすい、使える用紙の幅が広い、乾燥・色の安定が早い、等の利点があります。
しかし繊細な色表現が難しい、印刷面に傷が付きやすいという弱点があります。

「brother プリンター 大容量ファーストタンク A4インクジェット複合機 DCP-J4140N」

「エプソン プリンター A4 インクジェット 複合機 カラリオ PX-049A」
「Canon A4インクジェット複合機 GX6030」


染料・顔料インク/ハイブリットタイプ・プリンタ

染料・顔料両タイプのいいとこ取り


カラー表現は染料インク、文章部分は顔料インクを使するなど、いいとこ取りをしたハイブリットタイプのプリンタです。

染料5色に顔料ブラックを組み合わせた6色ハイブリット機


用紙を選ぼう



用紙の種類

自分好みの用紙を見つけることが大切です


ペーパークラフトの組み立てに適した紙は、厚さが0.15㎜~0.25㎜前後のものが向いてます。コピー用紙のような普通用紙ではなく、ペーパークラフト専用の厚紙を使うことがおすすめです。コピー用紙などではなく、ペーパークラフト専用の厚紙を使いましょう。
A4サイズで紙厚0.2~0.25mm程度(160~180g/m2程度)のものをご用意ください。
ペーパークラフト専用紙は、大手の家電量販店などで購入できます。 amazonでも「ペーパークラフト専用紙」と検索すると購入可能です。 
用紙はなるべくお使いのプリンターのメーカーと合わせるほうが、印刷結果の発色が良いかと思います。
レーザープリンタをご使用の場合、インクジェット用の用紙で印刷すると、用紙表面のコーティングがはがれ、ドラムに焼きつく可能性がありますのでご注意ください。 
プリンタインクへの対応ですが、汎用タイプの他に「染料専用」と「顔料専用」などがある場合があります。お使いのプリンタが染料型か顔料型かによってお選びください。


染料5色に顔料ブラックを組み合わせた6色ハイブリット機


道具を上手に使い分けよう


切る道具


ああああ


ペーパークラフトは用紙を切る作業から始まります。切り線の上を丁寧に切ることが基本です。

デザインナイフ
折る刃式カッターでもいいですが、できればデザインナイフがオススメです。刃先をこまめに交換して、常によく切れる状態で使いましょう。



ハサミ
普通サイズの他に、刃の小さいクラフト用があると便利です。


折る道具


しっかり折り目を入れておくとキレイに折れます


刃先を潰したカッター
カッターナイフの刃先を少しだけ出し立てた状態で、刃の先端を目の粗い紙やすりで潰します。 30秒くらいガリガリと削ると、刃先が削られて丸くなっていると思います。 指先で軽くなぞっても切れる気配が無くなったらOKです。 「すじ切り」をしたような状態になるので、鋭角的に折ることが出来るようになります。

すじ切り



鉄筆
端が鉄の針状になった筆記具。主に謄写印刷で用いるものです。



インクの切れたボールペン
先端のボールが動かなくなってしまったものは紙を痛めるので避けてください。



トレーサー
手芸用の鉄筆で、インクの出ないボールペンのようなものです。



千枚通し
手を使って穴を開ける文房具です。重心が後方なので少し慣れが必要です。



小骨抜き
魚の小骨を取る為のピンセットですが、小さなパーツに鋭角な折り目がつけられます。特に谷折りの時に重宝します。



貼る道具


用紙を折る前に折り目を入れておくとキレイに折れます


接着剤
紙の原料が木ですので、木工用接着剤(ボンド)が接着効果は抜群です。 速乾タイプがオススメです(白い容器です)。
接着剤を少量ずつ塗ってから貼り合わせます。また、ボンドが乾くまでしっかりと押さえておくことが大切です。
注意点としては、ペーパークラフトを水性インクのインクジェットプリンタで印刷した場合、印刷面がボンドの水分で滲みやすくなってしまう場合がありますので、ボンドはつけすぎないようにしましょう。
またボンドは乾燥した後で接着面が硬化します。 これはメリットとなる場合もありますが、ボンドの特性として覚えておくとよいかと思います。
ボンドは乾燥するまで少々の時間がありますので、その間に接着位置の微調整を行うことができます。 逆に言うとボンドの水分が乾燥してしまう前に、位置あわせを行う必要があります。
タミヤクラフトボンドや、コニシ(株)の「ボンドGクリヤー」なども良い接着剤です。

☆ 現時点で最もオススメなのが、木工用ボンドで有名なコニシさんから発売されている紙用のり「ボンド ペーパーキレイ」です。


両面テープ
強力に接着でき、広範囲の接着に向いています。 しかし、瞬時に接着できるがゆえに、貼りあわせ時に失敗ができない一発勝負的な要素があります。
幅5mm~10mm程度の一般用のもので大丈夫です。
障子用の両面テープは熱や紫外線に強く、経年劣化による剥離(剥がれ)を起こしにくいのでお薦めです。


※オススメできない接着剤
  • 事務用のスティックのり・・・乾燥すると接着箇所が剥がれやすいのでペーパークラフトには不向きです。
  • 「ヤマトのり」・・・水分が多すぎるので展開図の紙が膨張し、ふやけてしまうので完成時に歪になってしまう可能性があります。
  • テープのり・・・手軽で便利なのですが、意外と接着力の維持時間が短く、完成後に部品が取れやすいようです。


丸める道具


あああああ


丸い棒
パーツを丸める(アールを付ける)ときに使います。様々な直径の丸い棒を用意しておくと便利です。
紙目に沿って丸めるとキレイに早く丸めやすいですが、パーツが紙目に沿っていない場合は時間をかけて丁寧に丸めましょう。





補助する道具


接着剤をのりしろに塗るときに使います。


爪楊枝
用意するのが手軽です。爪楊枝についた接着剤が乾燥すると使いにくくなるので、こまめな交換が必要です。


コーキングヘラ
外壁塗装等に使う小型のヘラです。 金属製なので接着剤を拭き取りやすく、厚さが薄いので細いスキマでも接着剤を塗布しやすいのです。各種サイズがあります。



金属製耳かき
細部に接着剤を塗ったり、指の届きにくい箇所を押さえたりするのに便利です。



カッティングマット
カッター専用の下敷きで、机の上と刃先を保護します。 はがきサイズからA2サイズの卓上版まで各種サイズがあります。




ピンセット
指先が届かないような場所の組み立てに使います。糊付けした部分をはさんでおくことで細かな部品の接着も楽にできます。 まっすぐ伸びたストレートタイプや、先端が曲がったツル首タイプ、先端が平らな切手用、などがあります。 ツル首タイプが使いやすいように思います。


私のお勧めはタミヤのピンセット「クラフツツール No.80 クラフトピンセット」です。
しっかりとした肉厚なので力が入れやすく、接着位置が乾燥するまで押さえておくのに最適です。
また、細かなパーツの折り曲げ作業にも使いやすいように思います。


定規類
長い直線の切断や、折り曲げのサポート等に使います。
アルミ製のものがオススメですが、アクリル製でも金属のサポートパーツが付いているものもあります。




メガネ型ルーペ
ハズキルーペがオススメです。度数(拡大率)が選べます。




跳ね上げ式もあります。



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